インフラとしての司法書士
司法書士 森谷崇継(もりやたかつぐ)です。
北海道北見市にて司法書士を生業にする者です。
司法書士がいわば「手を伸ばせば届く存在」として認知されるためにはどうすれば良いのか。それは、社会的なインフラ(社会生活の基盤を支える役割)として活躍を続けることが必要だと思ったり。
司法書士といえば、花形業務である「登記」が真っ先に思い浮かぶが、他にも「裁判所提出書類作成業務」や「供託」・「信託」、高齢者や障がい者の財産を守るための「成年後見」「財産管理」の業務も行うことができる。また、近年話題の「空き家問題」や「所有者不明土地問題の解消」についても業務の一部となる等、司法書士の業務範囲というのは非常に多岐にわたるといえる。ただ、一般の方に説明するには大変伝わりにくいため、普段は狭く-ざっくりと下記のように伝えている。
① 相続のこと
・不動産の名義変更
・預貯金・株式等の解約手続き
・相続放棄(裁判所提出書類作成業務)
② 遺言・終活のこと
・遺言書作成サポート
・遺言執行業務
・生前贈与
・死後事務委任契約
③ 会社のこと
・起業(設立手続)
・役員変更等の会社の登記
④ 登記のこと
・個人売買
・住所変更等の登記
・不動産の売却(不動産仲介業者をご紹介します)
インフラとして活躍する以前に、司法書士が何をしているか分からなければとっかかりとなる「相談の窓口」として選ばれないだろう。「何をしているか」の認知を広げるには・・・インフラとして活躍する・・・・と卵が先か鶏が先かのような話になってしまう。笑
これを解消しなければ、無資格者が司法書士業務を行うことやDXサービスの浸食を止められないのかなとも思ったり。今のところ何も思いつかない、とっても難しい問題。
登記の話はまず司法書士に。
北見市、網走市、紋別市等、道東全域カバーしてます。
連絡は、shihoshoshi.moriya.t@gmail.com まで。