北海道北見市 司法書士 森谷 崇継(もりやたかつぐ)のブログ

北海道北見市 司法書士 森谷 崇継(もりやたかつぐ)です。相続や登記、司法書士業務について発信します。

スケジュール感

司法書士 森谷崇継(もりやたかつぐ)です。
北海道北見市にて司法書士を生業にする者です。

 

親から子への不動産の贈与

相談日に必要書類を伝えて、翌日当事者双方で事務所に来てもらい、各種説明-署名押印→登記申請までを完了した。

各種説明には、本人確認、贈与の意思確認、対象不動産の確認、贈与税と不動産取得税について軽く触れ、詳しくは税務署か税理士に問い合わせすることを再度伝えた。

登記費用はその場で領収し、完璧な流れだった。

 

期間でいえば2日、スケジュールの都合が良かったのもあるが実質1日の処理だ。

登記完了まではややしばらく時間を要するが、これは法務局の処理なので致し方ない。

 

こういうスケジュール感の業務ばかりではないが、こういうのもあるということ。

 

売買、相続、会社の登記等ー登記業務すべてにおいて、蓋を開けてみないことには何も分からない。問い合わせの電話で「費用がいくらかかるか」「どれくらいの期間がかかるか」と聞かれても、”概算”/”およそ”のものでしかなく、着手してみないことにはハッキリしたことは分からないわけだ。

できるだけ答えてあげたい気持ちはあるが、受任以前の電話口の問い合わせの段階で深いヒアリングをするだけ司法書士側が時間を消費してしまうことになる。

最低限登記簿と評価額が分かれば大きな費用のズレはなく、期間についても予測が立つので、不動産であれば、まずは登記簿と評価額を用意したうえで問い合わせをしてみてほしいと思う。とはいえ、登記簿の現物を”司法書士の目で”見ないことには、障害要素を見逃してしまう可能性は大いにあるので、まずは相談の予約をすることが一番ベストだと考える。

また、期間というのは、必要書類が揃うかどうか、依頼者側がどれくらいのスピードで動けるかどうかに掛かっているのが大半だ。少なくとも私は受任段階から即動き出すので、物理的に不可能な部分を除けばほぼ最短ルートを辿っている。そのため、どの案件も依頼者側のスピードに依存することになるわけだ。

 

早ければ良いわけでもないが、あえて遅くする必要もなく、当然の流れかと思う。

今は落ち着いているが、今後業務が立て込み始めた時にどのように優先順位をつけるかというのは課題になるだろうが・・・。

 

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